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佐藤 有紀

Yuki Sato, Ph. D.

​系統解剖学分野 准教授

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2014年12月、講師として九州大学系統解剖学分野に参加しました。現在は准教授として主に医学部2年生の組織学実習と生命科学科3年生の発生生物学を担当しています。専門は発生生物学です。

研究の特色:

系統解剖学分野では三浦教授を中心に数理解析を主な研究手法として研究が行われています。一方、私のグループでは直接細胞や組織を観察し、関係する分子群の機能解析から細胞の動き、あるいは形そのものを変化させるメカニズムを生体イメージングと画像解析、分子機能解析を組み合わせて解明しようとしています。私のグループの研究では高度な数学的知識は不要です。

 

タイムラプス観察は、細胞や分子群の経時的変化を定量的に評価できる最も直接的な解析方法です。細胞そのものや細胞内小器官、さらには特定の分子を可視化し、細胞分化や組織の形態形成の際にどのような動的変化があるのかを観察することで因果関係を詳細にすることができます。この手法自体は、現在、多くの研究者が取り入れています。私たちの研究の特徴は、胚発生中の胚に対してライムラプス観察を行っている点です。さらに詳細な画像解析を行うことでからだの三次元空間内での細胞挙動を定量化し、分子メカニズムの理解に役立てています。

これまでの受け入れ学生:

熊本大学大学院薬学研究部修士:1名(2015年度修了)

九州大学医学部生命科学科卒研生:4名(2016、2017、2020、2023年度卒)

九州大学医学部研究生:2名(2021年度卒、1名在籍中)

九州大学大学院医学系学府医科学専攻修士課程:4名(2018、2020、2023年度修了、1名在籍中)

他、九州大学医学部生命科学科3年次講座配属受け入れ実績(2015年1名、2016年1名、2018年1名、2019年1名)。研究室見学は随時受け付けています。

卒業研究生、大学院生募集中です。また、日本学術振興会特別研究員として研究への参画を希望する方、歓迎いたします。遠慮なくご相談ください。

​研究に関するお問い合わせ

092-642-4857

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